日本通所ケア研究大会
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特別講演

見えない将来…今の事業をどうする!?

特別講演【1】

2025年11月15日(土)

10:00~11:30

村中 秀行

厚生労働省
老健局総務課 企画官

2040年に向けた
地域のサービス提供体制の確保等について

2040年に少子高齢化がピークに達し労働力不足が深刻化して経済や社会システムが機能不全に陥る「労働供給制約社会」が予測される中で、地域の医療・介護提供体制は大きな転換点を迎えます。本講演では、「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会の議論の内容を中心に今後の報酬改定・制度改正の動向、介護保険制度の中長期的な方向性についてお話いたします。事業経営・現場運営に直結するヒントを収集してください。

【講演のポイント】

・中長期的なサービス提供体制の確保
・地域包括ケアシステムの深化 など

特別講演【2】

2025年11月15日(土)

11:45~13:15

現在調整中

「制度」から「実践」へ
これからの地域包括ケアをどう築くか

地域包括ケアの理念は整いつつある一方で、「制度があっても機能しない」「連携が形骸化している」という声も少なくありません。2027年の介護報酬改定・介護保険制度改正では、地域内での多職種協働、医療・介護のシームレス連携、そしてアウトカム評価の本格導入が迫っています。本講演では、そうした課題を正面から見据えつつ、現場で地域包括ケアを「生きた仕組み」として動かすための具体的手法を提示いただきます。医療機関や行政など社会資源との実効的な連携、まちづくりへの関わり方など、経営者・管理者が今から備えるべき視点と行動を明確にしていただきます。制度の枠を超え、地域全体が支えるケアを実現するためのヒントを最新動向とともにお届けします。

特別講演【3】

2025年11月15日(土)

14:15~15:45

小野 聡志

経済産業省
企画官(ヘルスケア産業担当)

「産福共創モデル」で変わる!介護現場の未来

通所サービスが担う「保険外支援」の可能性

地域包括ケアの持続可能性を高めるため、いま注目される「産福共創モデル」。本講演では、経済産業省より専門官をお迎えし、事業者と自治体が介護保険外を含めた介護関連サービスの振興と地域作りに共に取り組む連携がもたらす新たな価値と、その実現における通所系サービスに求められる役割について解説していただきます。介護保険外サービスの開発、地域企業との協働による新たな収益モデル、利用者の生活を支える支援の多様化など2027年以降の制度改正を見据えた戦略と実践のヒントが詰まった講演です。

特別講演【4】

2025年11月15日(土)

16:00~17:30

実践で差がつく!明日やってみたくなる!現場が変わる!
利用者増に役立つとっておきユニークプログラム

制度改定や厳しい経営環境の中でも、ご利用者に選ばれ、スタッフがイキイキと働く事業所には必ず理由があります。本講演では、全国各地で実際に成果を上げている3事業所に「どう現場を動かし、どう事業所運営で成果を出しているのか」を、具体的な取り組み活動とともに公開していただきます。経営者の方には「戦略的に選ばれる施設づくりのヒント」、管理者の方には「チームを動かし現場を変える仕組み」、現場リーダーの方には「利用者が増える即実践のプログラム」として、机上の空論ではなく、現場実践で証明されているノウハウをぜひ、あなたの事業所の明日につなげてください。

[登壇事業所]

・社会福祉法人フラワー園(大規模Ⅰ通所介護 ほか)

・株式会社 暮らり(地域密着型通所介護 ほか)

・総合介護施設ありがとうグループ (大規模Ⅱ通所介護 ほか)

【講演のポイント】

[社会福祉法人フラワー園]
・「楽しい」だけのサービスではなく、ご利用者が自分らしい人生を生き抜く為にデイサービスができること
・フラワー園が10年かけて辿り着いた「生き甲斐支援」
・支援者の個々の能力に頼りすぎないシステム
・自立支援の捉え方
・事業所コンセプトの立案方法
・レクリエーションそのものではなく、その後の行動変容を追う風土
・職員教育の重要性
・他法人での再現性
[株式会社 暮らり]
・利用者さんの可能性を信じることを前提とした会社の「理念」や「考え方」
・特別なレクリエーションなどを用意するのではなく、会社の理念に基づいたデイサービスのプログラム
・デイサービスの運営や生活に必要となる活動
・プログラムを実行する上での仕組みなど
・ご利用者と一緒に行う作業活動
[多機能リハビリセンターありがとうデイサービス]
・環境の工夫(活動を生む環境・自立支援の環境)
・在宅支援を継続するためのSSTプログラム
・集団欲求と承認欲求
・自宅での活動をサポート
・利用者満足度を高める工夫(個人・集団の夢を叶える/食のイベントの充実/デイの卒業)
【登壇者】※順不同
吉田

吉田 貴宏

社会福祉法人フラワー園
業務執行理事/施設長

橋本

橋本 康太

株式会社暮らり
代表取締役/理学療法士

菊地

菊地 泰子

多機能リハビリセンターありがとうデイサービス
管理者/介護福祉士

特別講演【5】

2025年11月16日(日)

9:30~10:45

鎌田 大啓

株式会社TRAPE
代表取締役

地域共生社会を支える介護予防・総合事業の
再構築制度の次なる展開と現場実装への視点

専門職と地域住民の協働による介護予防の次なるステージ

介護予防・総合事業は、地域住民主体の取り組みが理想とされながらも、現場レベルでは「担い手が見つからない」「活動が広がらない」という課題が続いています。本講演では、この現実を踏まえ介護事業者がどのように地域と関わり、専門職の力を活かしながら担い手不足を補い、地域づくりに連携していけるのかを具体的な戦略につながるヒントを提示していただきます。制度の次なる展開を見据え、「地域を動かすための視点」を学んでいただきます。

特別講演【6】

2025年11月16日(日)

11:00~12:15

実践で差がつく!明日やってみたくなる!現場が変わる!
デイのとっておきユニークプログラム

全国各地で、ご利用者の笑顔と事業所の成長を両立させる先進デイサービス3事業所が、独自の取り組みとユニークな活動の秘訣を大公開いたします。経営者には「事業拡大や収益向上に直結する実践アイデア」、管理者・現場リーダーには「スタッフを巻き込み、現場を変える運営手法」、現場スタッフには「ご利用者が喜び、楽しめる即実践プログラム」のヒントとして情報を活用いただけます。理論ではなく、現場で効果が証明されたノウハウを学べる貴重な機会です。

[登壇事業所]

・株式会社ONZiii Act(大規模Ⅰ通所介護 ほか)

・株式会社奏恵詩(地域密着型通所介護)

・総合リハビリケアセンターアクティブワン (大規模Ⅱ通所介護 ほか)

【リレー講演のポイント】

[株式会社ONZiii Act]
・事業所の強みを最大限伸ばす
・未来の利用者さんへの価値提供
・介護予防の重要性
・地域に出れば社会課題が明確になる
・株式会社ONZiii Actで行っている具体的な地域活動、介護予防活動
[総合リハビリケアセンター アクティブワンデイサービス]
・リハ職9名による機能訓練
・ショッピングリハなどの実践訓練
・新しいリハビリグッズの活用
・倶楽部活動(デイから自宅・地域へ)
・地域貢献活動
・楽しみ活動の充実
【登壇者】※順不同
堀山

堀山 貴之

株式会社ONZiii Act
副社長/事業開拓部長

末藤浩平

末藤 浩平

株式会社奏恵詩
代表取締役/管理栄養士

川原つくし

川原 つくし

総合リハビリケアセンターアクティブワン
管理者/介護福祉士

特別講演【7】

2025年11月16日(日)

14:45~16:00

妹尾 弘幸

日本通所ケア研究会
会長

地域包括ケアシステム2.0時代に
通所系サービスはどう対応するか

地域包括ケアシステムは次のフェーズへと「進化」「深化」「真価」し、医療・介護・福祉・地域資源の連携がより高度化されます。本講演では、通所系サービスが直面する課題を整理し、経営・運営・現場実践の視点から具体的な対応策を提示いたします。経営者には「制度改定や保険外サービスの導入を含む事業戦略のヒント」、管理者には「スタッフマネジメントやサービス連携強化の具体策」、現場リーダーには「ご利用者満足と地域貢献を両立させる運営ノウハウ」などが手に入ります。介護保険制度の枠組みを理解するだけでなく、現場で実装可能なアクションにつなげる視点を持つことで、選ばれる通所系サービスとなるための戦略と実践にお役立てください。

シンポジウム【1】

2025年11月16日(日)

13:15~14:30

通所リハ・通所介護の新しい道
地域の困りごと解決を通した事業の広がり方と展開

地域に必要とされる「選ばれる戦略」

人口減少・人材不足・利用者ニーズの多様化という課題に直面する介護業界。デイの役割は「サービス提供」から「地域の課題解決」へと今後広がっていきます。本シンポジウムでは、先進的な取り組みを行う事業者を迎え「どのように地域課題や社会課題を事業の成長に結びつけたのか」「なぜ利用者・地域から選ばれ続けているのか」「その戦略と実践の裏側」などを深掘りしていきます。地域に必要とされる事業所の条件を学び、自施設の未来戦略を描くヒントを得てください。

[登壇事業所]

・医療法人博仁会(通所リハ、通所介護 ほか)

・合同会社P-BEANS/トラベルwithじぇぷと(通所介護、訪問看護、保険外ビジネス ほか)

・BP Plus株式会社(通所介護FC事業、コンサルティング ほか)

【シンポジウムのポイント】

[医療法人博仁会]
・通所介護から軽度者がいなくなる中での法人としての収益確保
・従前の通所介護から要支援者が原則利用できなくなる、総合事業への事業戦略
・また、総合事業からの自費サービス運営
・次期介護保険改定に向けた先の戦略
[合同会社P-BEANS/トラベルwithじぇぷと]
・通所系サービスの付加価値
・医療介護福祉専門職の職域拡大の可能性
・旅行支援事業のこれからは?
・地域の困りごと解決に向けて
・通所サービス向け旅行事業パートナー企業制度全国展開へ
[BP Plus株式会社]
・デイサービスの空き時間の活用
・シェアできるものをシェアしていく
・コミュニケーションコストをかける
・専門性を一般に
・コミュニティをどうつくるか
・SNS戦略
・デイフェスの開催で事業者や介護従事者のスキルアップ、キャリアップなどを目指す
【登壇者】※順不同
宮川

宮川 直彦

医療法人博仁会
本部事務局副局長

鈴木

鈴木 洋平

シニア・障がい者専門旅行サービス
トラベルwithじぇぷと
一社)愛知ユニバーサルツーリズムステーション
代表理事/理学療法士

河合

河合 眞哉

BP Plus株式会社
代表取締役/理学療法士

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