私たちは、通所系サービスを中心に介護・看護に携わる方のワンランク上のスキルアップをお手伝いいたします

snsやYouTubeでも情報配信中
facebook
twitter
insta
youtube
メール会員登録

【公表】2023年度の介護労働実態調査

2024.07.22

介護労働安定センターが7月10日に最新の「介護労働実態調査」の結果を公表しました。


■人材の確保・定着の状況

→依然として人材不足感が強いが離職率は低下傾向にある

・事業所全体の従業員の「過不足感」は、不足と感じている回答を合計すると64.7%になっている。

・より深刻な不足感を意味する「大いに不足」と「不足」の合計も34.0%となっている。

・職種別では、特に「訪問介護員」において約8割に達している。

・訪問介護員、介護職員を合わせた2職種の採用率は、2021年度を底に2年連続で対前年度比増となった(2023年度は16.9%)

・2023年度の離職率は13.1%


■採用と職場定着を促進する要因

→労働者及び離職率が低下傾向にある事業所にとって、「職場の人間関係改善」が職場定着の最大の要因となっている

(採用が上手くいっている理由)

【1】職場の人間関係がよいこと(62.7%)

【2】残業が少ない、有給休暇をとりやすい、シフトがきつくないこと(57.3%)

【3】仕事と家庭(育児・介護)の両立の支援を充実させていること(47.9%)

【4】仕事の魅力ややりがいがあること(38.3%)

【5】事業所・施設の設備・環境が働きやすいこと(33.4%)

(現在の事業所に勤め始めた理由)

・通勤が便利だから(50.3%)

・仕事の魅力ややりがいがあるため(32.6%)

・職場の人間関係がよいため(31.4%)


■労働者の就業実態と仕事に対する意識

→「仕事の内容・やりがい」に関する満足度が高い

・就業環境について、近年の有給休暇の取得率は毎年上昇(2023年度は53.7%)

・仕事の内容ややりがい、職場の人間関係・コミュニケーションなどの満足度は高い反面、賃金の満足度は低くなっている

・前の職場で介護の仕事を辞めた理由としては、「職場の人間関係に問題があったため」が34.3%で最も多く、対前年度より6.8ポイント増加している。

・辞めた具体的な理由としては、「上司の思いやりのない言動、きつい指導、パワハラなどがあった」が約半数(49.3%)を占め、「同僚の言動(きつい言い方・悪口・嫌み・嫌がらせなど)でストレスがあった」(38.8%)、「上司の管理能力が低い、業務指示が不明確、リーダーシップがなく信頼できなかった」が上位であった。


【情報提供元】

介護労働安定センター

https://www.kaigo-center.or.jp/report/jittai/


学べる研修一覧

ケアレク
大会
リハ強化
本当の自立支援
グループホーム見学会
A1見学会
音健アワード
スタッフマネジメント
セミナー動画配信
ケアマネオンラインセミナー
【オンライン】環境づくり
【オンライン】リハビリ90講座
大会DVD

おススメのサイト一覧

音健アワード
ケアカルテ
プラス
帳速
ページトップ ▲