【対面型での開催中止について】
【この研修の説明]
開催概要
今回ご提案する6つの講演は、実際に法人経営・事業所運営の舵取りをしたり、介護・臨床場面への介入・調査など実際に携わる講師陣だからこそ、決して「聴くだけ」で終わりにしない、新年度から実際に実践できるヒントを多数提示できるリレー講演となっています。2021年介護報酬改定最重要項目への対応と2025年、2040年に向けての事業所づくりの強化策が盛りだくさんの内容となっています。経営者・管理者は今後の経営方針・事業展開・戦略を整え、専門職などの現場従事者はサービスの質を高める機会として、ぜひご参加ください。
講師:妹尾 弘幸氏(日本通所ケア研究会 会長/株式会社QOLサービス 代表取締役)
【内容】・今回報酬改定のポイント
・通所介護・通所リハの報酬改定と対策
・その他サービスの報酬改定がもたらすデイへの影響
・「新・個別機能訓練加算」「新・入浴介助加算」「新・口腔栄養加算」など加算の算定要件
・運営基準の変更が意味すること
・通所介護での方策
・通所リハでの方策
・生き残るためにする5つのこと
・その他
【講演2-1】3月13日(土)12:45~15:15講師:小室 貴之氏(株式会社楓の風 代表取締役)
機能訓練や運動プログラムを充実させるだけではもはや乗り越えられない! 令和3年介護報酬改訂の生き残りのキーワードは「アセスメント力の強化」です。自立支援の成果を出すためには「利用者が何のために、何を目指して取り組んでいるのか」を理解し、モチベーティブに取り組んでいただかなければなりません。利用者の意欲を引き出せる「アセスメント力の強化」こそがポイントなのですが、一朝一夜にして技術は向上しません。そこで本講演では明日から簡単に取り組んで一夜にしてワンランク上のデイになっていただけるアセスメント技術をご紹介します。実は全ての加算に通ずる技術で、本改正のポイント全てに活かせます。どうぞご期待ください。 【内容】・アセスメントを個人情報の聞き出しや、問題点課題点の洗い出しだけで終わらせていませんか?
・ワンランク上の「社会的自立支援アセスメント」を、新たなメニューとして取り入れてみましょう!みるみる利用者の生活意欲が引き出せて、ケアの成果がグッと向上します。
・社会的自立支援アセスメントツール「SIOS」を使って明日からワンランク上のデイに!
・個別機能訓練加算は統合、求められているのは旧個別機能訓練加算Ⅱのセンス
・個別機能訓練加算の計画の立て方とプログラムの在り方
・根拠ある訓練計画を作れますか?「SIOS」がアシストします
・加算ほしさに運動や訓練を利用者に強要していませんか?
・トレーニングの成果を上げるためには利用者のモチベーションが欠かせない
・運動意欲を引き出すには「生きた目標」が不可欠!これをどうやって目標設定する?
・利用者の主体性を引き出す「SIOSアセスメント」
・地域との連携の仕方、活かし方
・地域の力を活用すると利用者がエンパワーメントされる
・運営推進会議の運用の仕方、活かし方
【講演2-2】3月13日(土)15:15~16:15講師:宮川 直彦氏(志村フロイデグループ本部事務局 副局長/コミュニティケアサービス部 部長)
【内容】・今回の改定から何を読み解くか?通所リハビリテーションの変更点は…。
・運営基準の見直し準備と対応のポイントは?
・効果を上げながら、効率も上げる。
・リハビリアシスタントの有効活用やICT
・働き方改革と介護保険制度改
・地域での役割(通所介護との連携は?)
・生活機能向上連携加算及び生活行為向上加算のポイント
・老健施設・訪問リハビリとの連携
・地域支援事業への介入
老健施設併設型の通所リハと診療所併設の短時間型通所リハ事業所での対応は?
【講演3】3月13日(土)16:30~18:00 ※終了後、参加者からの個別無料相談対応講師:山下 総司氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター)
【内容】・気づいたら「いつでも、なんでも」利用者全員で同じ事をやってませんか?
・スタッフは忙しい、人が足りないとばかり言ってませんか?
・利用者の心身機能向上、認知症の改善に効果があるサービス・ケアを提供していますか?
・事業所内でのルール、評価は納得いくものですか?
・決まった事を素直にやろうという雰囲気がありますか?
・会社や上司、もしくは部下への愚痴が蔓延していたら要注意
・事業所内が幼稚っぽくならない環境づくりが出来ていますか?
・提供するプログラムがその方に合った内容で構成されていますか?
・事業所の特色が利用者や家族、ケアマネにきちんと理解されていると言えますか?
・ケアマネジャーが紹介したいと思う広報(広報物作成・伝達)が出来ていますか?
・間違った営業の仕方、ツール作成で訪問をしていませんか?
・新型コロナ禍でも稼働率を落とさない!新型コロナを抑え込むような対策がキチンと出来ていますか?PRできていますか?
【講演4】3月14日(日)10:30~12:00講師:塩原 貴子氏(介護老人保健施設フェルマータ船橋 事務長代理)
【内容】・集められない限られた人材の中、今ある「社会資源」「サービス機能」を高めること
・老健施設は多職種の専門職が配置されている
・退所前連携加算の見直しで老健と連携できなければ取り残される
・今後も制度が益々求める在宅復帰、在宅療養機能
・上記を理解することで在宅支援サービス・機能も高められる存在になり得る老健と連携できる
・フレイル対策など介護予防の役割をどう考えるか
・認知症、ターミナル、医療依存の高い方…など多様な利用ニーズの中でのCHASEやアウトカム評価の方向性
・SPDCAの大きな意味での「S」であるデイケアのとらえ方
・本体報酬に包括されていく加算や、ICT,CHASEをどのように活用していくか
・短時間デイケアという新たなサービスを地域含めて位置づけられる
・自施設の強み、特色を他サービス(フォーマルサービス・インフォーマルサービス)に伝えられているか
・特定事業所加算の見直しでケアマネには生活支援のサービス(インフォーマルサービスを含む)が包括的に提供されるような居宅サービス計画が求められている
・専門職はもはや地域の宝
・地域の他事業所・他サービスの強みや特色をも把握する
【講演5】3月14日(日)13:00~14:30講師:知野 吉和氏(介護人材育成アドバイザー)
【内容】・最初からやっておけばよかったことをおざなりにした結果…
・現状の介護施設、事業所の喫緊の課題は「人員不足」「育成者の不在」「業務過多」
・一人前の基準は?何がわかって、何ができるのか?
・スキルをどう積み重ねるか?
・人材育成プログラムとは言語化し、体系化していくということ
・問題職員の存在を分かっていながら対策をしないことが、一番の経営の敗北
・勇気をもって現場の現状を直視することから始める
・大きな変化をすぐに求めることは難しいが、目に見えて確実に変化は起きる
・【1】から【3】を踏まえて、経営者はプライドをもって「組織」「経営」「人生を守る」
【講演6】3月14日(日)14:45~16:15 ※終了後、参加者からの個別無料相談対応講師:半田 和徳氏(リハプライム株式会社 営業部長)
リハプライム株式会社は介護事業を展開する企業ですが、「美容室」「喫茶店」「タクシー」「スーパーマーケット」の運営もしています。さまざまなサービスをしているようですが、目的は一つ。親・親世代のシニアの方が住み慣れた地域で、思い出の詰まった自宅で最後の最後まで、地域の方との交流を持ちながら、笑顔で生活していただくためです。今回の講演では、実際に行っている保険外サービスの動画を交えながら具体的に取り組みを紹介させていただきます。 【内容】