午後の始業時刻になっても戻ってこない」職員への対応！
約束した所定休憩時間を超えて休憩するのは約束違反（債務不履行）です。
また、午後の始業時刻になっても戻ってこないなら、この点でも債務不履行です。
ただ、例えば12時30分まで仕事をし13時30分に戻ってきた場合で、それが時々発生し特に問題とされていなかったなら、債務不履行とはいえません。
債務不履行と評価ができるなら、「始業ギリギリに出社する職員への対応」「何らかの理由をつけた遅刻が多い職員への対応」と同様の対応をすべきです。
つまり、口頭注意→文書による注意→軽い懲戒処分（譴責など）、賞与・昇給査定でのマイナス評価です。
「離席し、なかなか戻ってこない」職員への対応！
離席が当該職務に必要なことをするためなら別ですが、何をやっていたか分からないなら、職務専念義務違反（債務不履行）です。
また、例えば離席の理由が「経理課に行って出張旅費の精算をしていた」としても、必要な時間を大幅に超えていれば、精算に必要な時間を超える時間は職務専念義務違反（債務不履行）で非違行為でもあり懲戒の対象にもなり得ます。
事実を確認した上で、もし職務専念義務違反（債務不履行）、さらには職場秩序を乱すとの評価が可能なら、上記と同様に対応することになります。
※この記事は「デイの管理者＆リーダー（株式会社QOLサービス発行：2019年）」より一部抜粋をしております
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