■リハビリスタンプラリー
リハビリやレクに参加するたびにスタンプを1つ押す
→リハビリ以外に、「スタンプラリーを完成させる」という楽しみの要素を含んだ動機づけが加わり、身体活動の促進が期待できる。
■掲示板「リハビリギャラリー」
リハビリの写真(歩行訓練や机上訓練時など)を掲示板に貼る
→月ごとに掲示した写真はご利用者自身にプレゼントすると、ご家族との会話のきっかけにもなる。
■事前準備を工夫して意欲を上げよう
当日のスケジュールを明示して、行動への準備を整える
・来所後に、ご利用者ごとに1日のスケジュール表を渡しながら説明し、活動への準備(心づもり)をしていただく
・前回の活動時に良好な反応が見られたものは、そのときの写真を次回のスケジュール表に貼る
・前回あまり反応がなかった活動も、写真やひと言を添えるなどの工夫をして意欲アップを図る
<解説>
アパシーの症状(自ら進んで行動したり、目的に対しての行動量の減少)が見られる方では、「今からリハビリに行きましょう」と突発的に行動を促しても反応が乏しいため、目的の行動に移すまで時間がかかってしまいます。
リハビリのみならず、食事、排泄、入浴、レクリエーションなどの1日のスケジュールを明確に提示することで行動に移すための事前準備が行えるため、ご利用者自身の負担軽減にもつながります。
■楽しみながら運動効果のあるレクを実践しよう!
レクは、小集団で役割を持てる内容を取り入れる
・初めのレクは5人程度の小集団で行うのがおすすめ
・ゲームを行うには、全員で1つの課題をクリアする内容のものがよい
・集団になじんでくれば、対戦型のゲームや勝敗がはっきりしたゲームを取り入れる
・段階的なプログラムの選定が重要
<解説>
興味や関心が乏しい状態や喜びや楽しみの表出が少ない方には、初めは見学だけだとしてもレク中にたびたび声を掛け、些細なことからでも何か1つの作業を手伝っていただくなど、「集団の一員」としてかかわっていただくことが必要です。
参加者間の交流が図れ、他者から頼られること、場や時間を共有することで抑うつや悲観的な状態を落ち着かせる効果があり、継続することで活動性の向上や興味・関心を示す機会の増加につながります。
楽しみながら、運動効果を高めましょう!
【情報提供元】
リハージュ
【学ぶ】
■日本ケアレク研修大会2023
■自立支援のデイづくりセミナー
https://tsuusho.com/selfreliance
■デイの管理者養成講座&運営改善講座
■管理者・リーダーのための人財育成に向けた課題解決型セミナー~なぜ事業所内会議で意見が出ないのか?~
https://tsuusho.com/human_resource_development
■介護現場で働く職員が知っておくべき高齢者の方へ必要な医療知識
https://tsuusho.com/medicalknowledge
■送迎中の事故ゼロを目指すための安全運転ドライバー養成講座
■日常生活動作から見直す!じりつ・認知症ケアに必要な介護技術
■介護現場で働く職員が知っておくべきポジショニング技術入門
https://tsuusho.com/positioning
■リハ職・介護職が知っておくべき起居動作分析と機能訓練・介助場面で使える誘導技術
■ご利用者の生活動作・行為向上のためのリハビリアプローチ
https://tsuusho.com/livingfunction
■2024年診療報酬・介護報酬同時改定に向けたリハビリ施設がすべきマネジメント
■認知症ケアで大事なことまるわかりセミナー
https://tsuusho.com/understanding
■デイ運営改善と利用者増の具体策セミナー
■現場が大変身!スタッフ・ご利用者の活気が生まれる環境改善のビフォー・アフター ~「導線の仕掛け」と「プログラムづくり」の実践セミナー~
https://tsuusho.com/environmental_improvement
■【オンライン配信】人材不足と職員確保・定着
https://tsuusho.com/special_ondemand3
■【オンライン配信】「訪問+通所の新サービス」&「地域ケアステーション」
https://tsuusho.com/special_ondemand2
■【オンライン配信】2024年介護報酬改定の影響と対応
https://tsuusho.com/special_ondemand
■【オンライン講座】PEAPに基づくご利用者を取り巻く施設環境づくり
https://tsuusho.com/lp_creating_an_environment