過去は劣悪だった職場が、さまざまな改善を繰り返すことで、快適な職場となったなら、辞めてしまった職員にぜひ声を掛けてみてください。
もちろん、誰でもいいという話ではありません。
もう一度一緒に仕事をしてみたいと思う職員限定です。
うまくいく確率は低いかもしれません。
でも、その中から1人でも復帰してくれる人がいたなら、それは百人力といってもいい人材を確保することになります。
だって、すでに仕事のことは理解していますし、在職時からの利用者がいれば喜んでいただけることでしょう。
もちろん職員との人間関係もうまくいくはずです。
現場の士気も一気に高まります。
人間的にも素晴らしい職員であれば、なおさらです。
そして一番のメリットは、一度他の職場を経験して戻ってきてくれた職員は、今の職場の良さを十分理解してくれているため、次に職場を去ろうとする人に対して、最大の防波堤になってくれることです。
ですから事業所側としては、一時的な気の迷いで去ってしまった元職員が、戻ってきてくれるというのであれば、喜んであたたかく迎えてあげてほしいです。
復帰後の基本給も、新人扱いにしたりせず、退職前と同じ待遇で迎えましょう。目先の利益にとらわれて、百害あって一利なしの愚策を行ってはいけません。
今後、ますます厳しくなる人材確保において、他とはひと味違ったやり方でなければ、差別化などできません。
頭を使って、気を遣って、いい人材を確保していきましょう!
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だよりね
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