2023年8月7日(月)に第221回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されたので、その報告をします。
今回は施設系サービス(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、特定施設入居者生活介護等)について話し合われました。
それぞれの論点は以下の通りです。
【1】介護老人福祉施設
[課題]
(1)配置医師は1人が67%で、緊急時に駆けつけ対応ができない等の現状
(2)特別養護老人ホームの収支差率(地域密着型:1.2%/定員31-50人の広域型:-0.5%)
[論点]
(1)介護老人福祉施設について、今後も中重度の高齢者が増加することが見込まれる中、入所者のニーズに応え、安定的にサービスを提供するために、どのような方策が考えられるか
(2)小規模介護福祉施設等の基本報酬に関し、通常の基本報酬との統合に向けて引き続き検討していくべきとされていることについて、どのように対応することが適切か。
【2】介護老人保健施設
[課題]
(1)効果的なリハビリテーションを実施する必要がある
(2)廃用症候群の予防や活動・参加につながる訓練の提供
(3)在宅環境のアセスメントに基づく認知症リハビリの提供
[論点]
(1)介護老人保健施設の在宅復帰・在宅療養支援機能の促進に向け、医療ニーズへの対応力の強化、看取りへの対応の充実、リハビリテーションの充実、適切な薬剤調整の推進等の観点からどのような方策が考えられるか。
【3】特定施設入居者生活介護
[課題]
(1)看取り困難な理由として、夜間の看護職員配置、対応困難な医療処置等
[論点]
(1)特定施設入居者生活介護の利用者に重度者が多い状況を踏まえ、医療的ケアを必要とする入居者への対応や看取り等への対応の推進などについて、どのような方策が考えられるか。
【情報提供元】
第221回社会保障審議会介護給付費分科会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34470.html
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