サービス担当者会議などは営業のチャンス
最も可能性が高い方法は、既にお付き合いのあるケアマネから新たに紹介していただくということです。
お付き合いのあるケアマネは、自施設の特徴や、どのような方に「合っている」デイなのかということをご存知です。
そのため、こうしたケアマネに営業を行う方が、新規で営業を行うよりも紹介してもらえる可能性が高くなります。
また、一から自施設の説明をする必要もないので、効率よく営業を実施することが可能です。
これは、何もケアマネに限ったことではありません。
医療機関のソーシャルワーカーなども同様です。
既に施設を知ってくださっている方から、いかにして新たなご利用者を紹介していただくか?
これは、デイを運営する上で忘れがちになってしまうことですが、新規のケアマネからの紹介にこだわるのではなく、短期間でご利用者を集めることのできる手法を実施すべきでしょう。
こう考えると、地域ケア会議や運営推進会議、サービス担当者会議など、既に接点がある方からご利用者を紹介してもらえる可能性のある機会は、最大限活用すべきです。
サービス担当者会議では、単にケアマネと現在のご利用者の話をするのでなく、新規利用者獲得のための貴重な営業の場ととらえて、会議に臨んでいただきたいと思います。
サービス担当者会議などでの営業方法
営業感を出さずに売り込む
では、このような機会にどのような営業を行うとご利用者を紹介していただけるのでしょうか?
いきなり「ご利用者を紹介してください!」と言っても、なかなか紹介にはつながりません。
また、地域ケア会議やサービス担当者会議では、先方が営業を受けることを想定していないため、直接的な営業や売り込みはかえって逆効果になってしまいます。
営業感を出さずに営業を行うには、「あ、この方も紹介した方が良さそうだな!」と思わせることが必要なのです。
実際に、担当者会議でお会いしたケアマネから新たなご利用者を紹介していただいているデイでは、強く売り込みをすることはありません。
「紹介してください」と言わずに、新たなご利用者を紹介していただきます。
ケアマネに伝えるポイント!
ほかの利用者の改善事例を用いて、機能改善ができるデイであることをアピールする。
機能改善事例は小さなものでもOK。
ただし、
「どのサービスを」
「どのくらいの期間」
「どのように提供し」
「どのような効果が得られたか」
を具体的に伝えること。
【情報提供元】
だよりね
【お役立ち研修】
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