[こんな感じ]
・指示がないときはご利用者のそばでぼんやり立っている
・状況に応じて自分で考えて動くことをせず、指示を仰いでからでないと動かない
指示されたことしかせず、指示がなければ動かない職員。
一見モチベーションが低く思えますが、「自分で動いて失敗や事故が起きたときに責任を取りたくない」という理由で指示待ちになっている場合もあります。
「指示待ち=やる気がない」と決めつけず、フラットな姿勢でかかわる必要があります。
指示+「何のためにするのか」目的・根拠を伝えよう!
自分で考える癖をつけてもらおう!
普段から、指示する際に「なぜそのようにするのか」という目的や根拠を伝えるようにしましょう。
「〇〇さんがこのような状態なんですけど…どうしましょうか?」と判断を仰がれたときなどに、「あなたはどうしたらいいと思う?」と一度確認し、自分で考える癖をつけてもらいましょう。
自ら考えて動いているときは、それが危険な行為でない限り、一度やり切るまで見届けることも大切です。
途中で手伝ったり口を出したくなるかもしれませんが、それでは自主性が失われ、指示待ち状態が加速してしまいます。
NG対応「突き放す言動」
叱咤激励のつもりでも、本人にはプレッシャーになってしまう場合があります。
自分で考えて動いていることに対して、ダメ出しを繰り返すのも避けましょう。
「自分で動くとダメ出しされるのだから、言われてから動いた方がいい」と指示待ち状態が続いてしまいます。
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