中重度者ケア体制加算は、利用者総数のうち、要介護3以上の利用者が一定の割合を超えていること、サービス提供時間帯を通じて専従の看護師を配置し、人員基準で求められている介護職員または看護職員の員数に加えて、常勤換算で2以上を配置することなどが求められます。
■中重度者ケア体制加算
45単位/1日につき
<加算算定のポイント>
・前年度(3月を除く)または届出をした月の前3月の利用者総数のうち、要介護3以上のご利用者の割合が30%を超えていること
・月ごとに看護職員または介護職員を、人員基準で定められている員数に加えて常勤換算で2以上確保していること
・サービス提供時間帯を通じて、専従の看護職員を1名以上配置していること
・社会性の維持を図り、在宅生活の継続に資するケアを計画的に実施するためのプログラムを作成していること
利用者割合の計算
利用者割合の計算については、「利用実人員数」または「利用延人員数」で計算します。
この計算には要支援者は含めません。
また、月途中で要介護度が変更になった場合は月末の介護度で計算します。
<要介護3以上の割合の計算方法>
【利用実人員数で計算する場合】(利用実人員数、前年度)
(例)利用者数10名(うち要支援1名)、要介護3以上4名の場合
[1]9名(要支援を除いた数)×12ヶ月=108
[2]4名(要介護3以上のご利用者数)×12ヶ月=48
[3]48÷108=44.4%
【利用延人員数で計算する場合】(利用延人員数、前年度)
(例)年間の利用延人員数960名、うち要介護3以上600名の場合
600÷960=62.5%
上記の2例の場合、どちらとも30%以上なので要件を満たしている
【情報提供元】
デイの管理者&リーダー「だよりね」
基準・算定要件・Q&A(別冊付き)
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【学ぶ】
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