必ず確認される「勤務表」と「タイムカード」
タイムカードや出勤簿と勤務表の整合性は必ずチェックされる記録です。
実地指導の担当者が双方の記録に相違点がないか、くまなく確認していきます。
最近は、開設時に実際には勤務しない職員の名前を入れて申請したり(名義貸し)、休んでいる職員を出勤しているかのように改ざんするなどの不正が増えています。
こういった不正は、実地指導時以外に、人員不足の状態で働く職員からの告発で発覚する場合もあります。
配置すべき人員を満たしていないことが判明した場合、人員基準違反での報酬返還や指定取り消しなどの処分を受け、基準を満たしていない状態では算定できない加算(サービス提供体制強化加算など)を算定している場合はその報酬も返還しなければなりません。
事業所では毎月勤務表を作成する際、人員基準とともに、報酬の算定要件や条例などで定められた配置ルールなどに違反していないかなどにも注意しなければなりません。
勤務表で明確に記載すること
勤務表は職員が出勤していることが分かるだけではなく、誰がどの職種に従事しているか、兼務の場合は、職種ごとの配置時間などを明確にし、分かりやすく作成しなければなりません。
基準では上図のように定められています。
職員には、それぞれ定められた役割があり、適切にサービスを提供するためにも職員同士がお互いの職種や配置時間を把握することは重要です。
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