3大介助と呼ばれる「入浴」「排泄」「食事」の場面で、ご利用者の行動に悩むことはよくあります。
なぜ、ご利用者がそのような行動をとるのか、その理由(背景)を「◯◯かもしれない」と考え、ご本人のニーズに応えるような解決策・改善策を考えることが大切です。
行動の理由(背景)を多方面から考える
ご利用者の行動の理由(背景)を考えるときは、下記のように多方面から考えるとよいでしょう。
【例】
「食事を食べない」という行動の理由を多方面から考える
活動状況
睡眠障害、運動量不足、外出不足、退屈な状態、強制的(させられる)など
身体状況
脱水、便秘、痛み、眠気、血圧、発熱、薬の副作用など
コミュニケーション
ネガティブ、早口、難しい言葉、少ない、多すぎるなど
心理状況
不安、心配、不満、孤独感、喪失感、焦りなど
環境
なじみがない、落ち着かない、雰囲気が合わないなど
環境・声かけ・タイミング・人などを変えてみる
解決策・改善策を実行する際は、環境・声かけ・タイミング・対応する人などを変え、ご本人の様子を見ながら対応することが大切です。
【情報提供元】
■月刊デイ Vol.244
【学ぶ】
■生活期リハ施設がすべき2021年介護報酬改定への対応と医療・介護事業における感染症・災害・経済危機などを乗り越えるための組織づくり
https://www.tsuusho.com/revival_of_life
■新たなデイの運営基準に沿った環境づくりから地域への参加セミナー
https://tsuusho.com/social_participation_activities
■令和3年特別!デイの基準と指導・監査対応セミナー
■個別機能訓練・リハビリの実技と効果向上セミナー
https://tsuusho.com/kunren_jitsugi
■令和3年度のデイ運営セミナー
https://tsuusho.com/daymanagement2021
■新入浴介助加算の書類・プログラム総合セミナー
https://tsuusho.com/bathing_comprehensive