意見や価値観の衝突は、コミュニケーションを磨くチャンス!?
意見や価値観の衝突は、一見日常の何気ないことのようですが、職場内のコミュニケーション不全を生む一番大きな問題です。
この衝突は一言で言えば、「お互いの信念」の違いです。
こういった食い違いの時に、あなたの中にどんな感情が生まれていますか?
イライラしたり、ガッカリしたり…。まずは、一人ひとりは“違う”ということを理解しましょう。
この違いを埋めるよう努力することこそが、コミュニケーションを磨く機会になっていくのです。
組織で働く上で、全員が同じ価値観だとしたら、確かに仕事はやりやすいでしょう。
しかし、そのようなケースはめったにありません。
価値観の違いでぶつかった時に、相手のことをとやかく言いがちになりますが、果たして自分自身はどのような対応だったか、それは適切だったのか、省みる必要があります。
双方が良い関係を保つ「アサーティブ・コミュニケーション」を選択する
従来のコミュニケーションの構図でいうと、相手を論破して負かす(自分の意見を通す)か、逆に相手の意見に大人しく迎合するかです。
しかし、双方が良い関係を保ちながら進んでいく方法もあります。
これが「アサーティブ・コミュニケーション」と呼ばれるものです。
まずは、「なるほど」と相手の言うことを受け取りながら、「こんな風にしてみたらどうでしょう?」と提案もしてみます。
言う権利はあなたにもあるのです。
この時に大事にすることは、率直なフィードバックです。
嫌味は言わず、「それだと、ご利用者もビックリしますよ」「だいぶ激しいですね」などと伝えてみます。
それに加え、相手の言葉の背景をくみ取ると、相手の思いに寄り添うことができます。
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