ケアプランに沿っているか
実地指導で、デイサービスが作成した個別サービス計画(以下、通所介護計画)について確認される際、担当ケアマネジャーが作成した居宅サービス計画(以下、ケアプラン)との整合性が必ず確認されます。
運営基準でも下記のように定められています。
【居宅サービス計画に沿ったサービスの提供】
第16条
指定通所介護事業者は、居宅サービス計画が作成されている場合は、当該計画に沿った通所介護を提供しなければならない(一部省略)。
【通所介護計画の作成】
第99条2
通所介護計画は、既に居宅サービス計画が作成されている場合は、当該居宅サービス計画の内容に沿って作成しなければならない。
目標の丸写しは×!整合性とは一言一句同じにするという意味ではない
ケアプランは、サービス提供の指針となるもので、整合性が求められますが、ケアプランの目標と通所介護計画の目標などを一言一句同じにしなければならないということではありません。
実地指導では、ケアプランに記載されている目標と通所介護の目標が合っているかを確認されますが、その際、適切な手順で計画が作成されているかも確認されます。
通所介護計画の目標を立てる際は、事業所でアセスメントを行い、日常生活上の課題などに対して個別に目標を立てる必要があります。
事業所が行ったアセスメントに基づいて目標を立てていれば、一言一句ケアプランの目標と同じになることは考えにくいでしょう。
結果的に同じになったという場合は、アセスメント結果などを用いてその根拠を説明できなければ、適切なアセスメントや計画の作成ができていないと判断され指導を受ける場合もあります。
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