保健・医療・介護・福祉の目的はQOLの向上です。
生活の質の向上や生活を楽しく豊かにするという理念からいうと、介護もレクも同じ目的を持った対人サービスです。
ここでは、介護やレクに必要な視点について述べてみます。
(1)リスクマネジメントの視点
(2)本人中心の視点
(3)自立支援の視点
(4)ICFの視点
(5)活動範囲拡大の視点
(6)マズローの欲求段階の視点
(7)介助の5要素の視点
(8)5つの3【社会、生活、環境、目、間】の視点
これらの視点はいずれも重要な視点であり、ケアを提供する際には、これらの考え方に沿ったサービス提供となっているかを随時自分たちで確認することが大切です。
リスクマネジメントの視点
リスクマネジメントには様々な視点があります。
【1】予防・回避・受け入れ、発生時対応、発生後対応、不利益の最小限化など
【2】身体面、精神面、社会面
保健・医療・介護・福祉の存在意義は対象者のQOLを高めることです。
したがって、我々が関わることで怪我をさせたり損をさせたりすること、すなわち利用者のQOLを低下させることは、最も避けなければいけないことです。
ここで重要となるのが、リスクマネジメントです。
リスクマネジメントの直訳は危機管理ですが、リスクマネジメントでは、危機を予防すること、危機を回避すること、危機を受け入れること、危機発生時の対応をすること、危機発生後の対応をすること、不利益を生まない、不利益を最小限にするなど数多くの範囲を含む広い概念です。
介護やレクの分野では、リスクマネジメントといった場合、転等予防などの怪我予防を主体として考えることが多いようですが、その他の状況にも目を配る必要があります。
【情報提供元】
デイの管理者&リーダー「だよりね」
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