コミュニケーションの種類
認知症のケアで課題となることの一つに「コミュニケーション」があります。
認知症の方は、理論的な説明が困難になり、記銘力も低下するため、他者とのコミュニケーションが苦手となります。
コミュニケーションは、重要なADLの1つであり、早期からコミュニケーション能力の低下防止に取り組む必要があります。
コミュニケーションの種類には、「バーバルコミュニケーション(言語コミュニケーション)」と「ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)」があります。
したがって、認知症のケアでは、「バーバルコミュニケーション」に対するケアと「ノンバーバルコミュニケーション」に対するケアの理解が必要となります。
【ポイント】
・コミュニケーションには、「バーバルコミュニケーション」と「ノンバーバルコミュニケーション」がある
・「バーバルコミュニケーション」とは言語的コミュニケーションのことで、会話や印刷などの言葉によるコミュニケーション
・「ノンバーバルコミュニケーション」とは非言語コミュニケーションのことで、言葉や文字によらないコミュニケーションで 「身振り」「姿勢」「表情」「掲示物・サイン」などがある
バーバルコミュニケーションについて
バーバルコミュニケーションとは言語的コミュニケーションのことで、会話や印刷などの言葉・文字によるコミュニケーションです。
バーバルコミュニケーションについて考える際には、「言う(口)」「書く(手)」「見る(目)」「聞く(耳)」の4つの機能に着目すること、「生活上重要な行為を優先対応すること」が大切です。
維持・改善プログラムを考える場合には、それぞれの機能および、それぞれの複合機能[例:見て→言う(音読)、聞いて→答えるなど]について、評価・分析することが重要です。
現在どの機能が残存し、どの機能が低下しているのかを把握し、残されている機能を積極的に活用し、低下している機能については、低下の程度に応じたトレーニングをします。
【情報提供元】
実践 認知症ケア2
https://dayshop.biz/item/detail/2152.html
デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
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