バーバルコミュニケーショントレーニングの視点
バーバルコミュニケーションのトレーニングでは、重要なことを優先して練習します。
生活の中で自然な形で、刺激・活用するようにしましょう。
また、日常の中で意識的・積極的に、この機能を使う場面を作ることが大切です。
<できるだけいつまでも言いたい・書きたい言葉>
(1)自分の名前
→道に迷った時などに役立つ、通販などの受け取りサイン、契約時の署名、自分の持ち物への記入など
(2)家族の名前
→家族との交流時、結婚式などへの参加時など
(3)あいさつ
→人間関係維持に役立つ「ありがとう」「すみません」「おはよう」「こんにちは」「さようなら」など
(4)生命維持
→「痛い」「調子/気分が悪い」「おなかがすいた」「のどが渇いた」「トイレ」「おしっこ」「大便」「苦しい」「眠い」「助けて」など
(5)住所
→道に迷ったときなどに役立つ、契約時の書類記入、宅配便利用時など
(6)事業所名・施設名
→道に迷ったときなどに役立つ
(7)その他
→本人が大切にしている事柄に関することなど
バーバルコミュニケーショントレーニング例
<日常生活に必要となる言語コミュニケーション例>
(1)職員がすべての利用者に対して個々に朝(昼)・帰宅時の挨拶をする
(2)各利用者が、例えば最低5人にそれぞれ挨拶する「挨拶」の時間をつくる
(3)全員で一斉にあいさつの練習をする
(4)会話・交流の時間をつくる
(5)職員は必ず全利用者に最低2回ずつオープンクエスチョン(答えがYes or Noに限定されない質問)をする
【個別のトレーニング具体例】
・その日ごとにあいさつ当番を決め、入り口で来た人に元気を与えるような挨拶をする
・生活用語(「おはよう」「こんにちは」など)の発語練習
・隣の人に質問をして、相手に答えてもらう
・お互いに質問表を見せて、その内容について答え合う
・家族・友だちなどに手紙を書く
・グループ会話(グループの中で自由に会話する)
【情報提供元】
実践 認知症ケア2
https://dayshop.biz/item/detail/2152.html
デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
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■第20回日本通所ケア研究大会(合同開催)第17回認知症ケア研修会in福山
https://tsuusho.com/conference/