「先進事例に学ぶ地域共生社会の実現に向けた地域づくり研修会」セミナー【1】「ヤングケアラーの現状と課題」にてにてご講演いただく一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会の持田氏に日本通所ケア研究会事務局の小川がインタビュー。
ヤングケアラーの正しい理解と必要な支援についてインタビューしました。
■持田 恭子 氏
・一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会 代表理事
東京都生まれ。経済学士号および情報修士号を取得し欧米金融機関の情報セキュリティ部門にて管理職を歴任してきた。
小学生の頃から両親のケアとダウン症候群のある兄のケアをしてきた経験から、96年に「きょうだい会」を企画・運営し、現在も継続している。
2003年、父親の看取りや母親の在宅介護と兄の生活介助と仕事を両立してきたことで、自身の体調を崩したことをきっかけに、ケアラー同士の対話が必要であることを痛感した。
2013年、会社員として仕事をしながらケアラーアクションネット ワークを設立し、14年に会社を退職して、本活動に本腰を入れた。
2019年に法人化して代表理事に就任。
きょうだいやケアラーの対話会を運営し、支援者向け認定講座や学校向け支援教材を制作してきた。
また、シンポジウムやイベントを開催し、短編映画の制作と上映および講演会、ケアラー向け情報ポータルサイト「ケアラーズプレス」運営等の啓発活動も行っている。
2023年、内閣総理大臣表彰を受賞し、政府からも全国のヤングケアラー支援活動のロールモデルとしての活躍が期待されている。
ケアラーとの対話を中心に、ケアラーの要望を具現化しながら、時代に即した支援を各方面に向けて提案し実践している。
【動画】
【情報提供元】
[先進事例に学ぶ!地域共生社会の実現に向けた地域づくり研修会in福山]
https://tsuusho.com/regionaldevelopment