リハビリテーションとは
リハビリテーションの定義はいろいろな組織でなされています。
米国リハビリテーション評議会(1942年)では、「リハビリテーションとは、障害を受けた者を彼の成し得る最大の身体的・精神的・社会的・職業的・経済的な能力を有するまでに回復させることである」としています。
1981年の厚生白書では、「リハビリテーションとは、障害者が一人の人間として、その障害にもかかわらず人間らしく生きることができるようにするための技術及び社会的、政策的対応の総合的体系であり、単に運動障害の機能回復訓練の分野だけをいうのではない」としています。
■リハビリテーションとは、障害を受けた者を彼の成し得る最大の身体的・精神的・社会的・職業的・経済的な能力を有するまでに回復させることである
■リハビリテーションとは、障害者が一人の人間として、その障害にもかかわらず人間らしく生きることができるようにするための技術及び社会的、政策的対応の総合的体系であり、単に運動障害の機能回復訓練の分野だけをいうのではない
介護とは
介護の定義・専門性には共通した定義がありません。
「社会福祉士法及び介護福祉士法」の中では、「身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うこと」とされています。
また、要介護状態について、「介護保険法」では、「身体上又は精神上の障害があるために、入浴、排せつ、食事などの日常生活における基本的な動作の全部又は一部について、厚生労働省令で定める期間にわたり継続して、常時介護を要すると見込まれる状態」とされています。
リハビリ介護とは
ここでは、リハビリ介護を「身体上または精神上の障がいがあることにより日常生活を営むのに支障がある者に対し、本人が成しうる最も豊かで充実した生活・人生の実現を支援する総合的な体系である」と定義します。
リハビリ介護の目的
リハビリ介護の目的は「豊かで充実した生活・人生の実現」です。
生活のとらえ方はいろいろありますが、ここでは生活を基礎生活時間、社会生活時間、自由創造生活時間の3つの生活(生活時間)に区分しています。
【情報提供元】
管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
■デイの基準と運営指導・監査対応セミナー
■認知症ご利用者の生活行為向上のためのリハビリアプローチ
https://tsuusho.com/livingfunction
■リハ職・機能訓練指導員が実践するべきトレーニング・評価・実技セミナー
■実践!認知症ケア研修会2023
■介護制度と報酬改定への対策&デイサービス見学会
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■デイ運営特別セミナー
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