営業という仕事は「商品・サービス」があるからこそあります。
そして、営業という仕事の本質は「お客様の課題解決」です。
すなわち「商品・サービス」に課題解決能力が無ければ、いくら営業が強力でも成果を出すことはできません。
だからこそ、営業活動をされる事業所の担当者の方にも「事業所のコンセプト設計」に疑問を感じて意見を出して欲しいのです。
コンセプト設計とは「誰かが何かになれる」ことを創ること
コンセプト設計をする意義は「あそこのデイに行けば、私はこうなれる」という、「こうなれる」を明確化するためにあります。
すなわち、コンセプト設計で重要なのは
(1)誰に対して
(2)どう変えられるのか(ビフォー・アフター)
この要素について検討していくことが大切となってきます。
そして、コンセプトとは
・ニーズを満たすこと
・不満や恐怖を解決すること
という上記の要素にリンクしている必要があります。
みなさんのデイサービスは
「誰に対してサービスを提供し、その人のどんなニーズや不満、恐怖にアクセスしていて、どんなビフォー・アフターを提供しているのか」
これについて、考えてみて欲しいと思います。
例えば売れているサービスの事例として
・ライザップ
・ルンバ
・うんこ漢字ドリル
があります。
まずはこれらのサービスが持っている、コンセプト設計について考えてみてください。
<ライザップ>
【誰に対して】
これまで痩せることができなかった人
【アクセス】
それでも痩せたい、でも続けられるか不安、リバウンドしたらどうしようという感情にアクセス
【ビフォー・アフター】
確実に痩せられるという結果をビフォー・アフターとして提供
<ルンバ>
【誰に対して】
掃除するのが面倒くさいと思っている人
【アクセス】
部屋は綺麗であって欲しいけれど掃除はめんどくさいという感情にアクセス
【ビフォー・アフター】
掃除に直接関わらなくても掃除ができるというサービスを提供
<うんこ漢字ドリル>
【誰に対して】
勉強が嫌いだという子ども
【アクセス】
勉強して欲しいと思っている親、勉強なんて楽しくないと思っている子供の感情にアクセス
【ビフォー・アフター】
楽しく漢字を学べることができるコンテンツを提供
このように、売れている商品は全て「誰かが潜在的に持っている感情に対して変化をもたらすコンセプト」が設計されています。
上記を参考に、具体的な「自事業所のコンセプト設計」について考えてみてください。
【情報提供元】
■デイの管理者&リーダーオンライン「だよりね」
【学ぶ】
■生活期リハ施設がすべき2021年介護報酬改定への対応と医療・介護事業における感染症・災害・経済危機などを乗り越えるための組織づくり
https://www.tsuusho.com/revival_of_life
■新たなデイの運営基準に沿った環境づくりから地域への参加セミナー
https://tsuusho.com/social_participation_activities
■令和3年特別!デイの基準と指導・監査対応セミナー
■個別機能訓練・リハビリの実技と効果向上セミナー
https://tsuusho.com/kunren_jitsugi
■令和3年度のデイ運営セミナー
https://tsuusho.com/daymanagement2021
■新入浴介助加算の書類・プログラム総合セミナー
https://tsuusho.com/bathing_comprehensive