リファラル採用制度は簡単にお伝えすると「自社職員の紹介を通して人材を採用する手法」のことです。
紹介してくれた職員には紹介報酬として賃金としてインセンティブを支払います。
この際に「紹介業」と同じように「業」にしてしまうと、登録していないと違法になってしまうので注意が必要です。
当初はIT企業での活用が進んでいましたが、最近ではさまざまな業界で導入されています。
採用競争の激化や求人広告でのコストを使ってもミスマッチなどによりすぐに離職してしまうケースが多くなっていることもリファラル採用制度が広まっている理由の一つです。
リファラル採用のメリット
・採用コストの削減が期待できる
→求人広告費用や、人材紹介会社への紹介手数料よりも費用を抑えることができる
・ミスマッチ採用減少に伴う離職率の低下
→既存職員からの紹介であるため、働く具体的なイメージが面接前から持てるのに加えて、既に関係性が築けている友人が職場にいるため、入社後のコミュニケーション不足を下げることができる
・広告だけではアプローチできない層への接触
→求人広告などでは、「転職を考えている人」向けの内容となるので、すぐの転職を考えていない人へのアプローチ難しくなりますが、従業員からの紹介であれば、時期を問わず自社にマッチする人材に出会う確率が高くなる。
リファラル採用のデメリット
・既存職員との人間関係についてフォローが必要
→紹介した方が不採用となってしまった場合や離職してしまった場合に関係が気まずくなることがある。
・似たような職員が集まる
→知人の紹介となるので「同じ年代」「同じ価値観」の職員が増える可能性がある。
・既存職員への影響
→リファラル採用制度によって入社した職員が退職してしまった場合に紹介した職員も退職する可能性がある。
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