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介護現場のスタッフから良く聞く言葉…「レクのマンネリ」

2024.06.25

研修などの場で参加者の方から「レクがマンネリしているので、新しいレクネタを知りたい」という声をよく聞くことがあります。

そこで、「レクのマンネリ」について考えたいと思います。


考えるにあたって重要なことが2つあります。


(1)マンネリしていると感じているのは、利用者?それとも職員?

(2)マンネリ(=「同じことを続ける」と定義する)が本当に悪いことなのか?


(1)マンネリしていると感じているのは、利用者?それとも職員?

毎回同じことをしていても「楽しいと感じるものは楽しいもの」です。

例えば、プロのスポーツ選手などは年中同じこと(スポーツ・囲碁/将棋・音楽)をしています。

プロの選手から「年中同じ種目を行っているのでマンネリした」ということ言葉は聞きません。

同じことをしていても進め方によっては、いつも新たな発見や面白さが得られるのではないでしょうか。


(2)マンネリ(=「同じことを続ける」と定義する)が本当に悪いことなのか?

例えば、糖尿病の薬で効果が出ている時に、医師が「この薬を出すのもマンネリしてきたので、薬を変えましょう」とは決して言いません。

逆に効果が出ているのであれば「状態が安定しているので、このまま続けていきましょう」と言うでしょう。

その活動を通して目的が達成されているのであれば、その活動を続けることは決して悪いことではありません。

逆に変えることの方がマイナスになる可能性があります。


【情報提供元】

日本ケアレク研修大会

https://tsuusho.com/care_rec


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