山口健一氏(作業療法士)による新年度からの個別機能訓練加算の説明動画
現時点(2021.02.23時点)で分かっている事
通所介護における機能訓練の取り組み強化
【通所介護、地域密着型通所介護】
<現行>
・個別機能訓練加算(Ⅰ):46単位/日
・個別機能訓練加算(Ⅱ):56単位/日
※(Ⅰ)(Ⅱ)の同時算定が可能
<改定後>
・個別機能訓練加算(Ⅰ)イ:56単位/日
・個別機能訓練加算(Ⅰ)ロ:85単位/日
・個別機能訓練加算(Ⅱ):20単位/月(新設)
※イ・ロの同時算定は不可
※(Ⅱ)は(Ⅰ)に上乗せして算定
●個別機能訓練加算(Ⅰ)イ・ロ
<算定要件>
■ニーズ把握・情報収集[(Ⅰ)イ・ロ共通]
通所介護・地域密着型通所介護事業所の機能訓練指導員等が、利用者の居宅を訪問し、ニーズを把握するとともに、居宅での生活状況を確認。
■機能訓練指導員の配置
(Ⅰ)イ:専従の機能訓練指導員を1名以上配置(配置時間の定めなし)
(Ⅰ)ロ:専従の機能訓練指導員を1名以上配置(サービス提供時間帯を通じて配置)
※人員欠如減算・定員超過減算を算定している場合は、加算を算定しない。
※(Ⅰ)イは運営基準上配置を求めている機能訓練指導員により満たすこととして差し支えない。
※(Ⅰ)ロはイに加えて専従で1名以上配置する
■計画作成[(Ⅰ)イ・ロ共通]
居宅訪問で把握したニーズと居宅での生活状況を参考に、多職種共同でアセスメントを行い、個別機能訓練計画を作成。
■訓練項目[(Ⅰ)イ・ロ共通]
・利用者の心身の状況に応じて、身体機能及び生活機能の向上を目的とする機能訓練項目を柔軟に設定。
・訓練項目は複数種類準備し、その選択に当たっては利用者の生活意欲が増進されるよう利用者を援助する。
■対象者[(Ⅰ)イ・ロ共通]
5人程度以下の小集団又は個別
■訓練の実施者[(Ⅰ)イ・ロ共通]
機能訓練指導員が直接実施(介護職員等が訓練の補助を行うことは妨げない)
■進捗状況の評価[(Ⅰ)イ・ロ共通]
3ヵ月に1回以上実施し、利用者の居宅を訪問した上で、居宅での生活状況を確認するとともに、当該利用者又はその家族に対して個別機能訓練計画の進捗状況等を説明し、必要に応じて個別機能訓練計画の見直し等を行う。
●個別機能訓練加算(Ⅱ)
<算定要件>
加算(Ⅰ)に加えて、個別機能訓練計画等の内容を厚生労働省に提出し、フィードバックを受けていること
(CHASEへのデータ提出とフィードバックの活用)
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