お互いに助け合い、自分の役割が見つかる古民家型デイサービス
長野県小諸市にある「みんなの家タブノキ※(以下、タブノキ)」は、2020年4月に、みんなが共に過ごすことのできる“居場所”としてオープンしました。
「子どもからお年寄りまで、障害のある方、ない方、地域の方も、お互いが支え合える居心地のよい場所」として、自分らしく生活できるよう支援しています。
※タブノキとは、日本全国(北海道・青森県・岩手県を除く)に分布するクスノキ科の常緑樹
みんなで「今日の用事」を探し、助け合える居場所
タブノキは「共に暮らしやすい地域をつくる」を理念に掲げ、デイサービスのご利用者のほか、障がい福祉施設に通う子ども、赤ちゃん、地域の方々や県内外からのボランティアなど、毎日たくさんの人が集まり、地域の“集い場”となっています。
時間割は設けず、毎日そのときに必要な“用事”を行うため、来所後はその日のスケジュールをみんなで相談することから始まります。
畑仕事や木の伐採、薪割り、地域の綿花栽培の手伝い、古民家の改修※、赤ちゃんや子どもたちの世話や見守りなど、タブノキの“用事”は多岐に渡ります。
“用事”の参加は強制ではなく、ノルマもありません。
自分がやりたいことを、自分のペースで行うことを大切にしています。
また、天気が良い日には行楽に出かけることもあります。
「必然性のある“用事”で動くことが、ご本人のやる気に大きく作用するんですよ」と話す管理者の深山さん。
目の前の“用事”を行うことが、身体を鍛える運動となり、喜びや考える力になっています。
※タブノキは古民家をセルフリノベーションして2020年に開設。
その後、DIYでお風呂を増築。
2022年には向かいの古民家をセルフリノベーションし、ご利用者や地域住民が宿泊できるシェアハウスの開設を進めている
【情報提供元】
月刊デイ2022年10月号
【学ぶ】
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