多くの生物には一定時間の周期を持つ細胞が存在し、これらの細胞が体内のリズム「体内時計」を形成しています。
人間にも1日のリズム、1週間のリズム、28日のリズム、1年のリズムなど、たくさんのリズムがあることが分かっています。
このうち、1日のリズムのことを「サーカディアンリズム(概日リズム)」と言います。
時の見当識の維持・改善では、本人の体内時計を良好な状況に維持することが重要です。
サーカディアンリズム(概日リズム)
多くの生物の体内には、約24時間で変化する生体現象があり、これを「概日リズム(サーカディアンリズム)」と呼びます。
サーカディアンリズムは、体の中で内在的に形成されるもので、哺乳類の場合、全身の体内時計は視床下部の視交叉上核に存在し、これとは別に、それぞれの細胞自体がリズム形成機能を持つこと、その機能に影響を与える因子があることも解明されています。
例えば、肝臓の細胞は食事摂取により、リズム形成の影響を受けます。
【情報提供元】
実践 認知症ケア2
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■介護制度と報酬改定への対策&デイサービス見学会
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