令和4年3月9日(水)に「第2回全世代型社会保障構築会議」が開催されました。
論点として、全世代型社会保障の構築に向けて、「人への投資」の観点から、以下の論点について議論が行われています。
【1】男女が希望どおり働ける社会づくり・子育て支援
【2】勤労者皆保険の実現
【3】女性の就労の制約となっている制度の見直し
【4】家庭における介護の負担軽減
→今後の介護サービスの確保や老後も住み慣れた地域で暮らしていける体制づくりについてどう取り組むべきか。
→特に今後の介護ニーズが急増する首都圏や大都市について、どのような対応を考えるべきか。
→介護休業制度等の介護離職を防ぐための制度について、利用率等を踏まえて、今後の在り方をどう考えるか。
→認知症を抱える方の家族の様々な不安や悩みに対する支援の在り方についてどう考えるか。
→ヤングケアラー(本来大人が担う家族の世話や家事を日常的に行っている子ども)にはどのような対応を考えるべきか。
【5】地域共生社会づくりについて
→孤独・孤立に苦しむ方について、どのような対策を講ずべきか。
→今後、増加が見込まれる独居の困窮者・高齢者が、地域の中で安心した生活を送るための「すまい」についてどう考えるか。
【6】医療・介護・福祉サービスについて
→サービス人材の確保・育成に向けて、デジタル技術の活用や高齢・地域人材の活用、人材育成の在り方等についてどう考えるか。
→医療・介護提供体制改革など社会保障制度基盤の強化に向けて、これまでの骨太の方針や改革 工程表を踏まえて取組を進めていくべきではないか。
月刊デイ編集長/日本通所ケア研究会会長:妹尾弘幸の雑感
介護では、
(1)包括支援型、包括報酬型の地域ケア拠点(小規模多機能、看護小規模多機能、グループホーム、ケア付き住宅)を圏域単位に計画的に整備すること
(2)多機関連携を機能させるための情報連携基盤の実装
(3)サービス提供主体の基盤強化、多機能化による「切れ目のない伴奏型支援体制」の整備及び(1)~(3)を促進する介護報酬体系の見直し
が提言されています。
【情報提供元】
デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
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