レビー小体型認知症の各症状を把握する
レビー小体型認知症では、パーキンソン症状を併発することが多く、症状の変動が多いのも特徴です。
症状の変動の周期は、数分〜数ヶ月までさまざまなため、本人の真の障害レベルを把握するのは容易ではありません。
レビー小体型認知症に合併する症状としてREM睡眠行動障害(RBD)があります。
RBDでは、夜間睡眠時に悪夢を伴う大声や体動などが発生し、ベッドから転落することもあります。
また、前述のようにパーキンソン症状による、転倒、自律神経症状(尿失禁・便秘・起立性低血圧など)、拘縮にも注意が必要です。
薬物に対する反応も鋭敏なため、服薬中の方に対しては、こまやかな観察をし、症状の変化を医師へ伝えることが大切です。
また、可能な限り非薬物療法で対応していきます。
【ポイント】
(1)認知症+パーキンソン症候群
(2)幻視や誤認から焦燥が発生しやすい
(3)症状の動揺が激しい
(4)薬物に対する感受性の亢進
(5)REM睡眠行動障害[REM Sleep Behavior Disorder : RBD]
(6)抑うつ
(7)認知機能は、記銘や保持に比べ再生の障害が目立ち、注意障害、構成障害、視空間認知障害が初期から発現しやすい
【情報提供元】
デイの管理者&リーダー「だよりね」
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