デイに求められている役割は在宅生活の自立支援です。
ご利用者によってニーズは異なり、ご利用者へのアプローチの仕方もさまざまです。
ここでは、在宅生活の自立のために行える評価方法についてご紹介します。
評価は数ヶ月分にまとめ、変化を分かりやすくする
数ヶ月間の変化が一目で分かる書類を作り、ご本人やご家族に訓練の経過を分かりやすく説明しましょう。
自宅で意欲的に活動してもらうためには、まず、ご自分の状態について正しく認識してもらう必要があります。
【ポイント】
・一目で見て分かるように、グラフを使用するなどして、今までの経過を分かりやすく説明しましょう。
・2~3ヶ月前の測定結果からまとめると変化がより分かりやすくなります。
在宅での評価
効果的な支援のためには、自宅での活動状況と活動する環境で概略的な評価(例:BI(バーサルインデックス))を行い、その中で、優先度の高い生活動作について細かな評価を行いましょう。
【手順】
【1】各動作の状態について、おおまかな評価をする(BIなど)
【2】上記の中で、優先度の高いもの(本人にとって重要で、改善の可能性があるもの)について細かい評価を行う
※特定の「生活動作」を細かく評価する表の例※
動画を使って、成果を感じやすくする
デイでの訓練の様子、実際の自宅の様子を撮影し、改善した部分を映像で見ていただくと、訓練による成果を感じることができ、モチベーションの向上につながります。
【情報提供元】
■月刊デイ
【学ぶ】
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