感覚とは
加齢に伴い、以下のような感覚の変化があることが指摘されています。
外界からの感覚情報が適切に入力されないと、その情報を適切に認知することができません。
また、聴覚をはじめとした感覚の低下は認知機能低下との関連性も指摘されています。
感覚の低下について知り、必要に応じた対応が求められます。
感覚の変化例
・食事の味付けが濃くなった
・街で声を掛けられても気付かない
・車のブレーキペダルを踏むタイミングが遅くなった
・電話での会話がかみ合わなくなってきた など
感覚の評価
感覚の評価は、痛みを評価するVisual Analog Scale(VAS)で確認するのが一般的ですが、感覚は主観的なものです。
痛みなど、周囲の人が本人と同じように感じたり、どの程度感じているかを客観的に目で見ることは難しいです。
例えば、手の感覚が鈍くなっている場合、麻痺して動かないわけではないので、本人が訴えなければ、周囲は手のぎこちない動きに気付きにくいです。
そして、本人自身もその感覚の低下に気付いていないことさえあります。
だからこそ、評価には丁寧な聴取や観察が必要になります。
検査方法の説明を本人が理解できていないとその数値の信憑性を欠くことになるため、本人から感じ方について情報収集するには工夫が必要です。
また、感覚検査の結果は環境に左右されやすく、長時間集中力を要する検査が多いため、落ち着いて検査を受けられない方には実施が難しい場合があります。
【情報提供元】
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