【事例】
今年入社した職員は、とても真面目で積極的に仕事をしています。
しかし、体調不良などの理由で欠勤が多いのが悩みです。
特に持病はなく、普段はとても元気そうなのですが、急な休みが多いため、穴埋めをするほかの職員から苦情が多くて困っています。
どうしたらよいでしょうか。
【あなたならどうする?】
この状況になったときに、何をすべきでしょうか?
(1)出勤時に欠勤について注意する
(2)欠勤に備え、シフトを作成しておく
(3)どうして欠勤になってしまうのか相談にのる
解決策…答えは(3)番
不安がある場合には、安心して働ける環境をつくる
コロナ禍において、職員だけではなく管理者層も同じように少なからずストレスを感じている状況が広がっているようです。
それに加えて新人職員の中には、仕事に対する責任感や意欲に欠ける姿勢や言動が気になる職員もいます。
特に仕事に対する責任感は、ベテラン職員との意識差を感じることも少なくありません。
欠勤については、そのような責任感の欠如が影響していることも多いのではないでしょうか。
一方、新人職員は仕事への不安感も持っています。
一生懸命に仕事を覚えようと努力している職員の中には、初めての仕事で「早く覚えないといけない」という焦りを持っていることも多いと思います。
先輩職員も早く戦力になってほしいと思う気持ちが先行し、焦って教えていることもあるのではないでしょうか。
新人職員へのヒアリング調査を行うと、このような責任感の欠如や不安感によって、仕事を欠勤してしまうことが見えてきます。
まずは、安心して働ける職場環境をつくることが重要です。
そのためには、安心感を与えるような「話を聞く相談相手」の存在が必要です。
欠勤してしまう理由について、一緒に考え、聞いてあげるという姿勢で臨んでみてはいかがでしょうか。
【情報提供元】
デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
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