注意には、注意の「集中」「持続」「移動(転移・移転)」「分割(配分・分配)」と、これらを総合的に調整する機能があります。
このうち、アルツハイマー型認知症で低下しやすいのは、注意の「分割(配分・分配)」です。
注意の分割、多重課題とは
注意の分割とは、同時に2つ以上のものに意識を向けることです。
「注意」は感覚・認知の働きの一つで、これを運動機能と同時に使う場合は「二重課題」「多重課題」といいます。
■二重課題
同時に2つのことをする
(例:歩きながら話をする など)
■多重課題
同時に2つ以上のことをする
(例:話をしながら歩いて、お店を探す など)
注意の分割、多重課題の訓練・リハビリ例
・ハンカチ取り
・グーパー入れ換え
・障害物またぎ&お手玉
・足踏み風船バレー
・障害物またぎ&もの拾い
・歌いながら巻き取り
【情報提供元】
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