レク・アクティビティに参加しないご利用者の心理として、以下のようなものが考えられます。
(1)見向きもしない、見るのも嫌だ
(2)興味はないものの見るだけはする、ちら見する
(3)少し興味を持つ
(4)参加はしないけど、見て楽しむ
(5)理由をつけて「無理だ」「できない」「参加しても楽しめない」などと言う
活動への参加を拒否されたときはそのままにするのではなく、なぜ拒否されるのかを考え、さまざまなアプローチを試みましょう。
心の変化に気づき、タイミングを見て声を掛け、興味を持ってくださるようであれば、見学だけでもしていただきます。
その際は、いつ退室されてもいいように、移動しやすい場所を勧めてみるのもいいかもしれません。
「どんな方が参加されても楽しめるものでなくては」と構えて考えるのではなく、その日の主役をどなたかお一人に絞って考えてもいいと思います。
全員同じではなく、ご利用者お一人おひとりに向き合うことが大切だと考えます。
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