総務省は2023年4月12日に昨年10月1日時点での65歳以上の高齢化率は29.0%となっていることを最新の人口推計で公表しました。
日本の総人口は前年より556,000人少ない124,947,000人となっており、12年連続の減少となりました。
一方で65歳以上の人口は前年より22,000人増加の36,236,000人で、日本の総人口に占める割合としては29.0%と過去最高となり、人口の約1/3は65歳以上という計算となります。
また、75歳以上の人口はより大幅増加傾向にあり、19,364,000人となりました。こちらも人口の占める割合として過去最高の15.5%となりました。
・15歳未満の人口割合が75歳以上の人口割合を上回るのは、沖縄県のみ(16.3%)
・15~64歳の人口割合が最も高いのは、東京都(66.3%)
・65歳以上の人口割合が最も高いのは、秋田県
・75歳以上の人口割合が最も高いのは、秋田県
日本通所ケア研究会会長:妹尾弘幸の雑感
22年後の2045年には14歳以下の人たちが22歳~36歳になっています。
そのころは要介護認定者数も多く、介護が必要な人が多数いますが、若い働き手は14,500,000人程度でそのうちの3%が介護職に就いたとして435,000人で2,900,000人程度必要とされている介護職の15%にしかならないことになります。
もし2%程度の就業率だとすると290,000人でちょうど10%となり、残り90%を37歳以上の者でカバーすることとなります。
22~36歳が10%、37~51歳が○○%、52~66歳が(90~○○%)という割合になります。
【情報提供元】
総務省人口推計(2022年(令和4年)10月1日時点)
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2022np/index.html
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