フラワー園デイサービスセンター(以下、フラワー園)は、「はたらくデイ」として、ご利用者が「積極的に社会に役立つ活動」ができる場所の提供を行っています。
ご利用者への報酬は施設内通貨(ワーク)として支払っています。
リハビリ機器に頼らず、ご利用者の“生きがい”を生み出す場所
社会福祉法人フラワー園「フラワー園デイサービスセンター」は1992年11月に開設されました。
介護保険制度や時代の変化に沿い「リハビリ機器などの設備に頼らずに、ご利用者に“生きがい”を感じていただけるサービスを提供したい」という思いから、2017年のリニューアルに合わせて「はたらくデイ」の取り組みを始めました。
楽しく働くだけでなく、「自立支援」を基盤とし、仕事内容はその日、ご利用者に決めていただきます。
仕事の仕組み
(1)事業所内、外部から仕事を集める
(2)お仕事依頼書を書いて「はたらくボード」に貼る
(3)ご利用者が仕事を選んで働く
(4)報酬(施設内通貨「ワーク」)を支払う
(5)貯めたワークは、ご本人の夢をかなえるために使う
仕事の流れについて
フラワー園の仕事には、事業所内の仕事と外部(近隣の企業)から依頼される仕事の2種類があります。
ご利用者が自分に合った仕事内容を選べるように、事業所内からは「昼食の下膳」「机拭き」「チラシ折り」、外部からは、ボールペンの組み立てや町内の祭りの手伝いなどの仕事を準備しています。
外部からの依頼は社会貢献としてすべて「無償」で引き受け、ご利用者には施設内通貨(ワーク)を渡しています。
施設内通貨(ワーク)は、ご利用者のしたい活動や欲しいものを得るために使います。
社会福祉法人フラワー園(愛知県名古屋市)
【情報提供元】
月刊デイ2022年7月号
【学ぶ】
■デイの基準と指導・監査対応セミナー
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■【管理者・リーダー向け課題解決型セミナー】 スタッフのモチベーションをUPさせるタイプ別攻略法
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■【現場スタッフ向け思考・創造力強化セミナー】じりつ支援プログラムのつくり方と効果を出す現場実践での展開
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■【現場スタッフ向けセミナー】現場スタッフだからこそ出来る!!ケアの改善とサービスの向上5つの推進ポイントと具体的手順
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■デイのプログラムを効果的にするための生活機能の評価とアプローチセミナー
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■第20回日本通所ケア研究大会(合同開催)第17回認知症ケア研修会in福山
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