「実際に入浴のシミュレーションをする」「実際に自宅で入浴をしてみる」ことで、必要な環境を確認します。
環境設定では以下の点にも注意が必要です。
【1】環境設定のチェックのポイント
以下についてチェックし、介助者の協力を得ながら、入浴しやすい環境を整えましょう。
自宅の環境設定の注意点・ポイント
(1)本人の状態は変化することを念頭に置く
(2)介助者の状態の変化も考える
(3)家族の協力を得る
(4)用具の導入による変化を考える
【2】自宅での入浴訓練・介助のポイント
自宅での入浴が可能になると判断したら、自宅での入浴訓練を開始します。
自宅での入浴訓練の提供方法例
(1)デイ職員が実施
(2)デイと訪問介護などの職員が一緒に実施
(3)家族に介助方法を伝えて家族が実施
(4)その他
【3】評価項目の設定
評価とは、ご利用者・ご家族、ケアマネジャー、医療機関などの各方面からの情報収集や自宅などでの評価を通じて得られた情報を統合・整理・分析して、ご本人の状態・課題を把握し、必要な支援などを明確にすることです。
自事業所でアセスメント項目を設定する際は以下の項目などを含めると良いでしょう。
■環境の評価項目
・移動の環境
・構造の環境
・設備その他
■入浴動作の評価項目
・移動
・脱衣
・洗体
・洗髪
・浴槽への出入り
・体を拭く・整髪
・その他
【情報提供元】
令和3年度新設新入浴加算対応!!自立支援の入浴ケア・訓練
https://dayshop.biz/item/detail/nyuyoku.html
デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
■介護制度と報酬改定への対策&デイサービス見学会
https://www.tsuusho.com/ds_tour