自己決定の支援では、「本人が決めやすいように決定に必要な情報を提供し、理解してもらうこと」=「理解した上での合意(インフォームド・コンセント)」が大切です。
そのためには、本人の理解能力に合わせた説明をすることが必要で、重度の認知症などで理解が困難な方の場合は、後見人などによる決定が行われます。
この場合でも、本人による決定支援に最大限の努力を払うこと、本人ならどう決定するかを客観的・公平に判断することが必要です。
自己決定の支援で注意すべきこととして、【本人の希望=本人のニーズ】とは限定しないことが大切です。
この限定しないとは、場合によっては本人に害を及ぼすことを本人が希望することもあるからです。
専門職として「本人に真に必要なこと」の見極めが大切です。
本人の生活、人生を豊かにする自立に欠かせないのが自己遂行時の最適介助量です。
手伝い過ぎ=過剰介護
上記は本人の機能低下、能力低下を引き起こしていると言われています。
「忙しいから、自分たちがやってあげた方が… 」
「次の〇〇の時間が迫っているから…」
など、ご利用者の自立(自律)を引き出す場面で、スタッフ都合・システム都合になっていないか定期的に見直すことも良いケア・サービスを提供する上で必要です。
また、使用する物品や配置などの環境の工夫などにより、自己遂行を促進し機能訓練やリハビリテーション効果を高めることができます。
【学ぶ】
■【オンライン開催(全4回)】管理者・リーダーのための今すぐ実践したいリーダーシップ・スタッフマネジメント講座
https://tsuusho.com/online_leadermanagement
■【オンライン開催】これからの世代に選ばれるデイを目指して
https://tsuusho.com/online_idea
■【オンライン開催】教科書だけでは学べない認知症ケア
https://tsuusho.com/online_dementia_learn
■令和3年特別!デイの基準と指導・監査対応セミナー
■新報酬対応!令和3年度からの通所介護計画書・個別機能訓練計画書などの書類総合セミナー
https://tsuusho.com/plan_comprehensive
■【会場参加+オンライン参加のハイブリッド開催】新たなデイの運営基準に沿った環境づくりから地域への参加セミナー
https://tsuusho.com/social_participation_activities
■個別機能訓練・リハビリの実技と効果向上セミナー
https://tsuusho.com/kunren_jitsugi
■デイで働く機能訓練指導員のためのリハビリ・機能訓練スキルアップオンライン講座
https://www.tsuusho.com/lp_functionaltraining
■明日からできる職員のやる気UPの方法
https://tsuusho.com/limited_edition/
■仕組みから考える人財育成と定着の方法
https://tsuusho.com/limited_edition/
■認知症の転倒予防プログラム
https://tsuusho.com/limited_edition/
■認知症のひとへの生活行為向上リハ・楽しみと脳トレの活動の工夫
https://tsuusho.com/limited_edition/
■口腔・嚥下訓練と口腔ケア
https://tsuusho.com/limited_edition/
■シーティング
https://tsuusho.com/limited_edition/