記憶とは
記憶の過程は大きく「記銘→保持→想起」の3つに分けられます。
前段階も含めると、「注意→記銘→保持→想起」となります。
アルツハイマー型認知症になると、注意や記銘が苦手になるので、保持や想起ができません。
出来事そのものを忘れてしまっているので、そのときの状況を説明しても思い出せず、記憶そのものが保持されていないので、周囲からの説明は身に覚えのない指摘をされていると感じます。
周囲の人の「思い出させてあげよう」という親切心がかえってご本人を追い込む場合があります。
記憶を時間で分類すると、「即時記憶」「近時記憶」「遠隔記憶」となります。
また、目の前の作業をするときだけ必要とする記憶をワーキングメモリ(作業記憶)といいます。
さらに、記憶の内容による分類は「陳述記憶」「非陳述記憶」に分けられます。
加齢による記憶への影響は、低下するものと維持されるものがあります。
「リンゴは赤い」「リンゴは果物」といった一般的な知識などの「意味記憶」や、自転車に乗るなどの「手続き記憶」は、ほとんど低下せず維持されます。
一方、個人の経験に関するエピソード記憶は、加齢に伴い低下します。
例えば、「買い物に行ったことは覚えているが、何を買ったか思い出せない。買ったものを見ると思い出せる」ということがよくあります。
しかし、認知症では買い物に行ったこと自体を忘れてしまいます。
【記憶障害の例】
・物をなくす
・昼食を食べたことを忘れる
・水道の水を出しっぱなしにする など
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