評価時・評価後、トレーニング時・トレーニング後の転倒に注意
転倒予防の取り組み中に転倒したのでは、笑い話にもなりません。
評価やトレーニングの際は、転倒に細心の注意を払ってください。
平成18年9月29日には、厚生労働省より注意を喚起する通達が出されています。
評価時の転倒防止例
【1】全員一度に立たせない
評価時や終了時に全員が一度に立つと、複数の人が転倒しそうになったときに対応できません。
対応可能な1~3人ずつ順番に立ってもらいましょう。
【2】常に転倒を想定しておく
いつ転倒するか分かりません。
常に「今、転倒しそうになったらどう対処するか」を考えながら行動しましょう。
【3】評価時の立ち位置
転倒時に対処するためとはいえ、評価の際に利用者の視界に入る位置に立つと、評価結果に影響を与えてしまいます。
評価に影響を与えずに転倒を防げる場所に位置しましょう。
【4】できるだけ手に物を持たない
ストップウォッチや記録用紙などを持つと、転倒時の対応の邪魔になります。
ストップウォッチは首にかけるなど、両手が自由に使えるようにしておきましょう。
【5】利用者を常に視野に入れる
ストップウォッチなどを見る際にも利用者が視野に入るように、ひもの長さや場所などを設定しましょう。
【6】必要時は複数スタッフで対応
Timed Up & Goテストなど、転倒リスクの高い種目は、複数のスタッフで対応しましょう。
【学ぶ】
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■ご利用者の生活動作・行為向上のためのリハビリアプローチ
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