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認知症ケアで悩んだとき行動の理由(背景)「◯◯かもしれない」を考える

2025.06.18

3大介助と呼ばれる「入浴」「排泄」「食事」の場面で、認知症の方の行動に悩むことはよくあります。
なぜ、ご利用者がそのような行動をとるのか、その理由(背景)を「◯◯かもしれない」と考え、ご本人のニーズに応えるような解決策・改善策を考えることが大切です。


行動の理由(背景)を多方面から考える

ご利用者の行動の理由(背景)を考えるときは、下記のように多方面から考えるとよいでしょう。

(例)「食事を食べない」という行動の理由を多方面から考える


■活動状況

睡眠障害、運動量不足、外出不足、退屈な状態、強制的(させられる) など


■コミュニケーション

ネガティブ、早口、難しい言葉、少ない、多すぎる など


■環境

なじみがない、落ち着かない、雰囲気が合わない など


■心理状況

不安、心配、不満、孤独感、喪失感、焦りなど


■身体状況

脱水、便秘、痛み、眠気、血圧、発熱、薬の副作用 など


環境・声かけ・タイミング・人などを変えてみる

解決策・改善策を実行する際は、環境・声かけ・タイミング・対応する人などを変え、ご本人の様子を見ながら対応することが大切です。
ご利用者の行動がどのような理由(背景)から生じているのかを、支援状況や生活歴などから「◯◯かもしれない」と推測し、解決策を導くプロセスの経験値を増やすことが重要です。


【情報提供元】

月刊デイ

https://daybook.jp/day.html

【お役立ち研修】

脳の働きを理解し心の声に寄り添う!実践でひも解く認知症ケアセミナー

https://tsuusho.com/dementia_explained

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