「問題行動」から「行動障害」へ…そして「BPSD」へ
BPSDとは、Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略で、「認知症の行動と心理症状」と訳されます。
BPSDには、妄想・幻覚・徘徊・焦燥などさまざまな症状があり、これらの症状は今まで「問題行動」「行動障害」と呼ばれていました。
しかし、「問題」と考えるのは介護側からの一方的な見方で、「障害」されているのは行動ではなく認知面であり、認知面の障害に起因する正当な行動(例えば、トイレの場所が分からず、我慢できなくなって廊下の片隅で排尿するなど)であることから、これらの言葉は使用されなくなりました。
一方、BPSDという表現が学会はじめ多方面で使用されるようになり、現在では厚生労働省などの文書にも使用されています。
ただし、BPSDという言葉には、
(1)一般の人には理解できない
(2)「認知症の行動と心理症状」は長すぎる
(3)一見して何のことか分からない
などの課題もあります。
これらの課題を解決し、認知症の人のケアや対応する人に対して、「ケアや対応の思考の方向性を示す言葉」を作ることが望まれます。
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https://youtu.be/W-amj0yIXuA?si=s3qvkichoHi2IQqW
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