認知症は脳の神経細胞の委縮や、脳内物質の代謝の異常などが原因で脳が機能不全に陥る病気です。
記憶力、認知力、判断力、意欲、行為遂行力などに障害が生じ、日常生活に困難を来します。
このような認知症にアプローチする認知症リハビリテーションは、「(1)基本練習・基本作業」「(2)応用練習・応用作業」「(3)社会参加・社会適応作業」という3つの視点から成ります。
この3つを連動させ、バランスよく提供することが効果的です。
そのようなリハビリテーションの実践には多職種協働が必須で、近頃は多職種協働モデルとして「生活行為向上マネジメント」の活用が求められています。
認知症の人の「できる」を増やす!
(1)基本練習・基本作業
その人の持つ脳の働きを最大限に活性化させ、自己遂行を促しつつ、脳の適応力を引き出していくリハビリテーションの基本的な視点。
(2)応用練習・応用作業
日常生活に即した課題に対するリハビリテーション。
環境設定の工夫をこらした訓練を行い、ADL(日常生活動作)の向上を図る。
(3)社会参加・社会適応作業
本人やその家族が地域の中で自己効力感をもって生活できるように社会環境を整え、できる限り長く社会とのつながりを保てるようにする支援。
【情報提供元】
認知症ケア各種療法
https://dayshop.biz/item/detail/2174.html
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