認識力とは
「認識力」について学術的に確定された定義はまだありません。
ここでは、物事をはっきりと見分け、判断する力と定義します。
物事の認識は、「意識や記憶力」「注意力」「見当識」「知識」など各種要因が総合的に働いて行われます。
認識対象の種類
認識するものには、身近にある物品や生き物などだけでなく、トリックアートなどさまざまなものがあります。
<例>
【外部環境】
外部の物理-科学的環境、生物-人的環境、社会-システム環境
【自己】
自分を自分と認識する、昔の自分も今の自分も同じ自分と認識する など
【自己身体】
自分の体を自分の体と認識する、各部位を認識できる
【自己能力】
自己身体能力の認識、自己精神能力の認識 など
【自己身体と外部環境の関係】
自分の体と外部環境の位置関係などの認識
認識力低下に対するケアの考え方
認識力低下に対するケアの考え方には、認識力低下を予防する、認識力低下を遅らせる、認識力低下をカバーする環境づくり、認識力低下をカバーする介助の実施、認識力の低下を活用する環境設定、認識力の低下を活用する介護があります。
認識力低下予防、認識力低下を遅らせるケアは、一次介護予防・二次介護予防の考え方です。
ここでは、すでに認識力が低下している方に対するケアを述べます。
<認識力低下に対するケアのポイント>
・認識力低下を予防する
・認識力低下を遅らせる
・認識力低下をカバーする環境
・認識力低下をカバーする介助
・認識力低下を活用する介護
<認識力低下に対するケアの視点>
・予防的対応(認識力低下を予防する・認識力低下を遅らせる、改善する)
・低下をカバーするケア(認識力低下をカバーする環境設定・認識力低下をカバーする介助)
・低下を活用するケア(認識力低下を活用する環境設定・認識力低下を活用する介護)
認識力低下による症状
すでに認識力が低下した方は、以下のような症状が出現しやすくなります。
【認識力が低下で見られる症状】
・見落とし…必要なものを見落とす
・誤認…ほかのものを誤って認識する
・理解困難…何かを理解できない
・理解不足…理解できるが不十分
・その他
【情報提供元】
実践 認知症ケア2
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デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
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